台湾で普及している万能電気釜、大同電鍋(だいどうでんなべ)が気になる。
台湾的にいうと、ダートン・ディエングォと呼ばれるこの調理家電。
「炊く」「蒸す」「煮る」「温める」の調理をこなし、かつ、ボタンひとつで簡単調理、かつ、火を使わないので安全、という万能すぎる調理家電。神鍋とも呼ばれるらしい。普通は電鍋と呼ばれているようだけど。
台湾では50年以上前から販売されていて、昔から使われている家電。
たしかにデザイン的にレトロ感あり、昔の炊飯器という感じ。
累計1,500万台売れていて、単純計算すると、台湾のイチ家庭当たり1.7台持っているということに。
台湾から海外転勤する人や留学生は、ほぼ確実に持っていくらしい。
家庭で使われることが多い大同電鍋だけど、お店で見掛けることもある。
魯肉飯売ってるお店であったり、あとはコンビニ。コンビニでホットスナックとして売られている茶葉蛋 (茶葉で茹でた煮卵)は、この大同電鍋で調理かつ保温されていることが多い。
大同電鍋は、電気で調理するので、ガスコンロでの調理よりも時間が掛かってしまうものの、湯せんでの調理なので焦げ付きにくいらしい。基本、放置しておいてもOK。
コンセントさえあれば調理できるので、そもそもキッチンで調理する必要もない。
お米も炊けるし、お粥も作れる。
中華的だなと思うのは、蒸し料理にも活躍するところ。
麻婆豆腐みたいなおかずも作れるし、デザートも作れる。
調理方法やレシピについては、この本が参考になります。
はじめまして 電鍋レシピ 台湾からきた万能電気釜でつくる おいしい料理と旅の話。
- 作者: 口尾麻美
- 出版社/メーカー: グラフィック社
- 発売日: 2017/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ヤフーショッピングに大同日本株式会社が台湾大同電鍋の日本公式売店を出店しているので、買うならここが良さそう。
Mサイズで6号炊き、肉まんが2コ入るサイズ。
Lサイズで10号炊き、肉まんが3コ入るサイズ。
大きめで買うのが良さそうな気がする。
より近代的に進化して、 「無水調理」「グリル機能」が追加されたモデルもあります。
※当初、TATUNG(タトゥーン)をモデル名として紹介していましたが、大同の台湾読みとのことで訂正します。
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2015年から日本販売開始して、ここ数年、台湾好きの中では話題になってたりしてましたが、この2019年に一気にブレイクしそうな気がしますね。
自動調理鍋の購入検討を進める中で、大同電鍋の存在を知って、これで十分じゃん!ってことあるかと思います笑