アジアで大ヒットしたタイ映画、『バッド・ジーニアス -危険な天才たち-』を観た。
カンニングをテーマとした映画で、ドキドキ感がスゴい。
中国で実際に起こったカンニング事件をモチーフに製作されたタイ映画で、同国で大ヒットを記録したクライムエンタテインメント。天才少女を中心とした高校生チームが世界規模のプロジェクトに挑む姿を描いた。小学校、中学校と優秀な成績を収め、その頭脳を見込まれて進学校に特待奨学生として転入を果たした女子高生リン。テストの最中に友人のグレースをある方法で手助けしたリンの噂を耳にしたグレースの彼氏パットは、試験中にリンが答えを教え、代金をもらうというビジネスを持ちかける。さまざまな高度な手段を駆使し、学生たちは試験を攻略。リンの売り上げも増加していった。そして多くの受験生の期待を背に受けたリンたちは、アメリカの大学に留学するため世界各国で行われる大学統一入試「STIC」攻略という巨大な舞台に挑むが……。
といった内容です。
カンニングものの映画としては、『That'sカンニング! 史上最大の作戦?』が懐かしいっすね。てか、こんなタイトルだったんだ。
本作はコメディ要素もありますが、もう少し重めな映画。
カンニングのトリック自体は稚拙ではあるが、スリル感を楽しめます。
タイ映画といえば、未だに『RAIN』という印象。
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『RAIN』で衝撃だったのは、死の描写。
死体博物館があったり、新聞に遺体写真が掲載される国なので、 すごくリアル。
頭を撃ち抜かれて、血溜まりの中の脳漿や頭蓋骨まで表現されていたのは未だに記憶に残っている。
本作でもリンチされるシーンがありますが、暴力の表現方法が生々しいです。。
最後に、Eisaya Hosuwan (イッサヤー・ホースワン)がひたすらかわいいので、これだけでも見る価値あり。