かなり気を付けてレンズ交換をしていても、どうしても汚れてしまうイメージセンサー。
基本的には、カメラメーカーの清掃・点検サービスを利用すべきなのですが、
- 持ち込む時間がない
- サービスセンターが遠い
という人もいると、思うので、そういう人におすすめなのがコレ。
2年以上使用しつつ、そろそろきちんとメンテナンスに出そうと検討していた、SONY α7SIIを清掃してみます。
初歩的なイメージセンサーのクリーニング方法として、これも試してみてください。
SONY α7SIIをVSGO Full-Frame Cleaning Kitで清掃する
12本のセンサークリーニング用スワブ(綿棒)と15mlのセンサーが入っています。
医療用アイテムのようにきちんとホコリが付着しないようにパッケージされていますね。
センサークリーナーは超純水(Ultra pure water)で作られていて、アルコールは含みません。
スワブは扇形の形状をしています。
この幅がフルサイズのイメージセンサーとぴったしサイズ。
標準的な24mmフルサイズセンサーを搭載しているカメラであれば、問題ないはずですが、公式では下記機種と互換性があると謳っています。
- Canon: EOS 1Ds, 1Ds Mark II, 1Ds Mark III, 1Dx, 1Dx Mark II, 5D, 5Ds, 5Dr, 5D Mk II, 5D Mk III , 5D Mk IV, 6D, EOS
- Nikon: D600, D610, D700, D750, D800, D800e, D810, D3, D4, D5
- Sony: A99, A850, A900, A6500, A7 II, A7R II, A7S II
手順1.ホコリがどこにあるか把握する
カメラの設定を絞り優先(A)モード、かつ、F値22以上に設定の上、白い紙や壁などを撮影してみてください。
ホコリなどが、どのあたりにあるかわかるはず。
Lightroomのかすみの除去などを使えば、もっと際立たせれるはず。
手順2.ミラーアップする
デジタル一眼レフカメラの場合、 カメラ本体の設定より、ミラーアップさせて、イメージセンサーを視認できる状態にしてください。
この際、バッテリーは満充電させた状態で実施することをおすすめします。
※そもそもバッテリー少ないと、設定できないようになっているかも。
手順3.ブロアーでホコリを吹き飛ばす
ブロアーを使って、細かなホコリを吹き飛ばしておきます。
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手順4.スワブで清掃していく
スワブにクリーナーを1滴垂らします。
スワブをセンサーの左側から右側へ、ゆっくりと滑らかに動かしていきます。
スワブをひっくり返して、右側から左側へと、ゆっくりと滑らかに動かしていきます。
ホコリがついた可能性のあるスワブは、再利用せずに廃棄してください。
手順5.ホコリが取れたかを確認する
手順1と同じ作業を行い、ホコリが取れたかを確認してください。
まだホコリがある場合、手順を繰り返します。
スワブは毎回、新しいのを出すように注意してください。
とはいえ、サービスセンターに持ち込んだほうがいい
自分でイメージセンサーをクリーニングするのは、あくまで応急処置と考えましょう。
ダメージを受けやすい部品なので、素人が扱いたくない部分ですので。