サンクスギビングデーなので、ローストターキーを作りました!
クリスマスで食べられると勘違いされがちですが、基本はサンクスギビングデー(Thanksgiving Day/感謝祭)にいただく料理です。
毎年11月の第4木曜日がサンクスギビングデー、つまり2018年は11/22(木)でした。
ちなみに、このサンクスギビングデーの翌日がブラックフライデー(BlackFriday)となります。
あまり日本だと食べる機会ないですが、ローストターキーに挑戦してみました!
食べる機会が少ない理由は明確で、大きなターキーを焼く設備がないからです。
ちょっと小さめなターキーでも4kg(8-10ポンド)なので、オーブンで焼くにしてもギリかなと。
というわけで、今回はちょっと工夫して焼き上げてみました!
先に書いておきますが、下記サイトをすごく参考させてもらっています!
ローストターキー クランベリーソース / 七面鳥(ターキー・ダンド)レシピ[グルメレシピ.COM]
ターキーを調達する
なかなか調達が難しいターキーですが、調達方法としては3パターンあるかなと。
- ネットで注文する
- 肉屋さんに注文する
- 業務スーパーで入手する
です。
ネットで入手するのが、一番、手っ取り早いかなと思います。
ただ、幸い、近所に業務スーパーありまして、自分はそこで入手しました!
飲食店向けかと思いますが、在庫も豊富でした。
購入時、当然のように「領収書いりますか?」と聞かれますw
冷凍品でしか売っていないので、解凍時間を考えて購入してくださいね。
4kgだと、丸2日、24時間はかかるので、その覚悟で!
場合によっては、もう少し掛かるので、時間的余裕は必要です。
さらに焼く前日、ブライン液に漬けるので、その時間も確保を。
なので、焼く日から3日間を逆算して購入する必要があります!
自分の場合、11/23(金)に焼くために、11/20(火)から仕込んでましたw
そして、さらに事前入手しておいたほうがいいのが、クランベリーソース(ホール)とチキンブロス。
普通のスーパーでは売ってないので注意。
紀ノ国屋 インターナショナル(青山店)で入手できました。
クランベリーソースは成城石井でも売っているかも。
チキンブロスは、コンソメスープで代用できるかもしれません。
ターキーを解凍する
解凍は、ゆっくりと時間をかけて行っていくのが鉄則。
急激に解凍すると、肉の組織が壊れてしまって、味が落ちます。
冷蔵庫で解凍するのが一般的ではありますが、今回、氷水で解凍していくこととしました。
冷蔵庫よりもドリップ少なく解凍できるそうです。
直接、ターキーに水が触れないように、ビニール袋で二重にしています。
それをクーラーボックスに入れて、ターキーが浮かないくらいの水を入れて、氷を投入。氷が溶けてきたら、さらに投入してください。
そして、2日後に取り出したターキーがこちら!
取り出してみたところ、内部に関しては、まだ凍ってました。
あまりやりたくないですが、仕方ないので、流水で解凍。
念の為、お腹の中を綺麗に洗います。お腹には内臓の一部と、首が入ってるので取り出しておきます。
けっこうインパクトあるので、写真掲載は自粛します。。
ターキーの下ごしらえ
解凍したターキーは、またビニール袋へ。漏れないように2重です。
水930mlと塩70gの比率で作ったブライン液に漬け込みます。
漬け込むことで、肉がパサパサになりすぎることを防ぎます。
ここから一晩、冷蔵庫で眠らします。
翌日、調理開始の少し前に冷蔵庫から取り出します。
キッチンペーパーなどで、水分を取り除き、そのまま室温に戻すため、放置しときます。
ターキーにスタッフィングを詰める。
なかなか馴染みがなくて、どう作ればいいのか、苦労したのが、このスタッフィング。
ターキーの中に詰め込み、一緒に焼くためのものです。
こういうのも売ってますが、さすがにスーパーでは入手できず。
ということで、自己流で作ることにしました。
フランスパンをカリカリに焼いて、1cm角に切り、玉ねぎ、セロリ、マッシュルームとともに水分が飛ぶまで炒めます。
チキンブロスを投入して、タイムなどのスパイス、塩、胡椒で味付けして完成。
すごく手軽にしたい場合、冷凍ピラフなどをスタッフィングにしても良いそうです。
次にやるときは試してもいいかも。
スタッフィングを詰めて、両足をタコ糸で結び、スタッフィングが漏れないようにします。
ターキーをダッチオーブンで焼く。
焼く前のターキーですが、全体にまんべんなく、バターを塗っています。
オーブンがないので、ダッチオーブンに入れて、炭で焼き上げていきます!
だがしかし、4kgのターキはー、10インチのダッチオーブンには入りませんでした…!
というわけで、ちょっと工夫。
アルミホイルを幾重かかぶせて密封。
※とはいえ、この方法、あまりおすすめしません。詳細は焼き上がり時に説明します。
きちんと焼き上がるようにします。
無理やり蓋もして、下と上から炭で熱していきます。
焼き始めてすぐ、なかなか良い音してます。
あっという間に周りが真っ暗!
1kg焼くのに1時間掛かると言われてますからね、つまり4時間掛かってます。
そして、焼き上がったターキーがこちら!
正直、火力上げすぎたのと、焼きすぎました!焦げてしまった。
本当はちょいちょい様子を見つつ、チキンブロスを掛けたりしながら、焦げないようにしたほうが良いですが、アルミホイルで蓋をしてしまったため、それをやれず…
これは多大な反省点。
とはいえ、胴体部分で良い感じに焼けております!
ターキーを切り分ける。
ここは後輩のアメリカ人にお任せしましたw
部位によって、肉の色が違うので、取り分けていきます。
色濃いめの部位をDarkって言ってました。
ターキーを食べる。
工程を省略してましたが、付け合せでマッシュポテト作ってました!
本当は焼いた肉汁を使って、グレイビーソース作れればよかったですが、水分残っておらず、チキンブロスベースで作りました。
あと、クランベリーソースも作っています。
これは缶詰のクランベリーソースを取り出し、火にかけつつ、水、砂糖、塩で味を整えながら良い感じにソースにしていきます。
結果、アメリカ人も満足の本場の味を楽しむことができました!
クリスマスにもう一回やってもいいなと思ってますw